医療法人 蒼龍会

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オーバーナイト透析

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井上病院のオーバーナイト透析について

平成30年秋、井上病院ではオーバーナイト透析を開始します。

 

オーバーナイト透析とは

社会復帰(就労・勉学など)を目的として、夜間の睡眠時間を利用し6~8時間の長時間透析を行います。
ゆっくりと時間をかけながら、より多くの尿毒素を除去し、身体への負荷の少ない除水ができ、血圧の安定や薬の減量、貧血の改善が期待できます。
透析後の疲労も少なく、透析合併症の軽減、とくに透析患者の死因の第1位である心疾患を予防する治療法として有効といわれています。

 
オーバーナイト透析のメリット

・ 身体への負担が少なく、血圧の安定、高血圧や貧血の改善、心不全、透析アミロイドーシス等の
合併症軽減や予防、良好な生命予後(元気で長生き)が期待できる
・ 透析後の身体のだるさ、痛み、足のイライラや下肢つり、発汗異常や口腔乾燥、皮膚のかゆみや黒ずみが軽減される
・ 血圧、リンやカリウム値が低下し薬を減らす事ができる
・ 塩分・水分制限は必要だが、食事制限が緩やかになり、食欲も増し、栄養状態が改善する
・ 尿毒素や水分がより多く蓄積する2日空きとなる時間を短くする事ができる
・ 就寝中に実施することで体感時間が大幅に短縮され、ベッド上での拘束時間のストレスが減少する

※これらの効果は個人差があることをご了承ください。

 
オーバーナイト適応基準

・ 社会復帰(就労・勉学など)を目的としている(退職後は日中もしくは準夜透析へ移行することを了承下さい)
・ 一般状態ならびに透析中の血圧低下がない、もしくは少ない
・ 穿刺が困難でない(人工血管については,止血操作を自己で行える)
・ 心エコー・心電図検査において高度な心機能低下等の重篤な合併症、既往歴がない
・ 体重管理を含めた自己管理ができる
・ 起床時・就寝時の血圧測定を毎日実施できる
・ 日常生活動作が自立できており,介助を必要としない。自力で通院できる
・ 医師・スタッフの指示を守ることができる

 
注意事項

オーバーナイト透析は深夜に行う透析であるため、循環血液量モニターによる血圧低下監視や抜針の早期発見のための漏血センサーなどの安全対策を行なっていますが、これらのリスクが高い患者さんはオーバーナイト透析をお断りすることがあります。
体調不良(発熱・下痢・嘔吐・腹痛など)がある時は、オーバーナイト透析は危険なことがあります。また、夜間帯は診察・検査の対応ができません。具合が悪いときは、分かった時点で連絡をしていただき、対応についてご相談ください。

 
申し込み方法

・06-6368-7441(8:30~17:00)
地域医療連携室 透析担当看護師までお問い合わせください。

・担当医師の診察を受けていただきます。他院で透析中の方は紹介状が必要になります。希望理由や自己管理状況、既往歴など、オーバーナイト透析の適応であるか判断します。

・日中もしくは準夜帯で長時間透析を数回行い、オーバーナイト透析を開始します。
・同意書の内容について理解していただき承諾を得ます。

 
スケジュール
実施曜日 月・水・金
入室時間 19:45~22:15
透析開始時間 20:00~22:30
消灯 23:00
終了時間 4:30~6:30
退室時間 5:00~7:00(最終7:00退室)

※ 同じフロアで23:30まで準夜透析を実施しています。
※ レントゲンなどの諸検査は夜間実施できません。別日にお越しいただくことになります。